緑の香り

香りのあるもの、ないものも香水へと昇華するニッチフレグランスの世界。
今回は調香師が作り出す緑の香り、大麻の香りのする香水をご紹介したいと思います。
海外に旅行に行った時に道端から暗く、青臭くて甘い重たい独特なスモーキーな香りを感じたことがあったのではないでしょうか。
それらに触れることを決して推奨しませんが、海外の文化やタブーに切り込むブランドはその独特な香りを表現し、発表しています。
その香りの表現の一端をご紹介いたします。

※本記事は表現の多様性を紹介するもので、大麻の使用を喚起する記事ではありません。大麻の所持や栽培、使用は違法です。絶対にやめましょう。

Nasomatto(ナーゾマット)|Black Afgano(ブラックアフガノ)

Note:非公開

「狂った鼻」というブランドネームの通り、狂気を孕んだ孤高の芸術家アレッサンドロが作り上げる、創造主たる調香師の創造性に屈しない、知性を宿した香水。
ブラックアフガノはハシシという樹脂タイプの麻薬を再現した香りでこの香りを再現するのに6年もの月日をかけたそう。
このブランドで国内外問わず1位2位を争う人気の香水です。
その香りは、ブラックの色に違わぬ重くスモーキーな香りの奥にほのかな甘さが。
内容は非公開ですが、海外のこの香りのファンの方は本物のハシシの香りがするとおっしゃっていますが、真偽は闇の中です…

Laboratorio Olfattivo|Cozumel

NOTE:
トップ|ベルガモット、バジル(ベトナム産)、アロマ
ボディ|クラリセージ、インドヘンプ、ブロンドタバコ、アンバー
ベース|サンダルウッド、シダーウッド、インセンス、トンカマメ

ノーズショップの中でも特に人気のブランド、ラボラトリオ・オルファティーボのコズメル。
メキシコの太陽と輝く素肌から着想を得た香りは、メキシコでの旅をモチーフに調香師のボーイフレンドの胸に飛び込んだ時の香りを再現したそう。
バジルに麻であるヘンプの香りが混じったグリーンな香りから、タバコやインセンスなどのスモーキーさ、シダーウッドのウッディなメキシコの森の奥のような香りに変化していきます。

少し一癖あるヘンプの香りをお求めの方や甘さ控えめな強さをお求めの方にぜひ試していただきたい香りです。

Heretic perfumes(ヘレティック・パルファム)|Dirty Grass(ダーティーグラス)

ヘンプ由来のCBDオイル配合フレグランス。深みのあるアーシーで、グリーンな感覚。活気に満ちたフレッシュなオープニングから、心を穏やかに、どっしりと根を下ろすかのような魅惑的で豊かなドライダウンへ。

NOTES:ブラックペッパー、レモンゼスト、ヘンプ、バイオレットリーフ、ベチバー(ハイチ産)、ガルバナム

横浜店で先行発売されるヘレティックパルファム。100%ナチュラル・オーガニックの天然原料のみを使用するなど、徹底的にナチュラルなブランド。発売開始後、瞬く間に売り切れてしまうなど、早くもNOSE SHOPの次なる人気ブランド誕生の予感です。さらに、ブランドデビューして間もない中、7月24日には、早速3つの新作が追加で上陸することに。その新作のひとつが、機能性香水という謳われているこのダーティーグラス。なぜなら香水の中に大麻の成分であるCBDのオイルが含まれているから。
大麻を摂取することでいわゆる「キマる」成分であるTHCではないのでご安心ください。CBDには心を落ちつけたりリラックス効果があるそう。
その他にもレモンピールのオイルには爽快感を与える作用があるものを配合しているなど、様々な香料にも天然由来のアロマテラピーのような機能のあるものを使用しているそう。
国によっては所持が禁止されている場所もある成分が含まれているため、本国の公式サイトでは21歳未満は購入禁止になっています。
この香りは大人にならないとわからないものなのかもしれないですね
タブーに切り込む、面白いブランドです。

今回はなかなか奥深い大麻の香りをご紹介してみました。
不思議な香りの世界、実際に使うことのできないものを香水という手段で発見してみてはいかがでしょうか。